アニメ&ゲームの雑学・豆知識

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ロード・オブ・ザ・リング(The Lord of the Rings)

映画より本のほうが何倍も面白い (私には)

映画には映画の良さがあるが、原作とは別物。雰囲気は全く違う。両方見れば、相乗効果で個々の面白さが増すとは思うが…。

原作は童話的。のんびり部分も多い。キャラはふんわり。旅の部分はミヒャエルエンデの「はてしない物語」に雰囲気が似てる(映画「ネバーエンディングストーリー」ではなく原作のほう)。

架空の話だが、言語学的、民俗学的、地理的なディテールに妙なリアリティーがある。その複雑さが作品に厚みを与えている。「追補編」がまた良い。はるか遠い過去を語る人の世の無常感がもの悲しい。翻訳もみごと。

でも無意識的に白人至上主義

「善」は白人、「悪」は有色人種だ。途中何度か頭をよぎった「悪者は皆、有色人種かよ」と。

白人英国人が自分たちのために書いた物語だから当然といえば当然だが。無意識的に行う位置付けというか、自分が差別者だと気づかない無邪気さで白人以外は意識にないというか…(まあ、人間すべてに言えることだが)。宗教的にも、一神教(キリスト教とか)を信仰する人々にとっての宗教観というのもあるだろう。

 

また、オークなどは簡単に次々と殺され、殺した数を競ったりもする。ゲーム感覚な殺しは、さすがにひっかかった。悪人は殺して当然なのか?架空小説の中でしかあり得ない完全な悪という存在だからOKなのか。たぶんキリスト教的悪(悪魔)ということかと思う。悪魔は根源的悪であり、滅ぼされて当然ということなのだろう。この物語の基本スタンスはキリスト教。とてもキリスト教的な話。まあとにかく、ひっかかる点はありつつも、そんなことは突き抜けて、この物語に惹かれてしまう私だった。

ガンダルフは精霊

別の本に書いてあったが、この舞台はヨーロッパだった。ホビット村はイギリス西中部の田園地域、裂け谷はオックスフォードあたり、ミナス・ティリスはフィレンツェあたりとか。

ガンダルフは世界が生まれる以前から存在し、神の心から生まれた精霊。エルフ族は妖精のような種族(というか妖精そのもの)で、人間の意識を超越した国に旅立ってしまった。ホビット族は今の世にも存在するが、人間の前には決して現れないことになっている。

トールキンは、一貫性をもった伝説の体系を作ろうと思ったらしい。地球の誕生、地殻変動から始まる神話の時代を約4万年にわたって描いている。時間と空間が壮大。LotRはそのほんの一時期(太陽の第3紀)の話。

全体から漂う無常感

この世のすべては永遠ではなという哀しさが全編に漂いつつ、ふんわりとした優しさにあふれ、愛情に包まれている点が好きだ。そして何といってもこのストーリー展開や全員の心の動きにはたまらないものがある。

言語学的記述や、指輪戦争以前以後の話を含めて、トールキンの凄さに驚嘆する。2回3回と読み返し、その歴史や世界観を知るうちに、一読だけでは理解し得なかったことが次々と見えてきて、そしてトールキン教の信者になってしまうのだった。

『シルマリルの物語』感想

ロード・オブ・ザ・リング(LotR)と同じくらい好き この本のおかげで、LotRが深く心に響き、一層のめり込んでしまった。これを読まないと奥深さに気づかなかったとも言える。でもこの本は、先に「LotR」を読んでないと読破できないかもしれない…。(おそら…

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サム ホビット庄の庄長となる一方、メリー、ピピンとともにエレスサール王(アラゴルン)の顧問官も務めた。妻が亡くなった年の9月、フロドを追って海を渡った(102歳)。 ピピン、メリー ピピンはホビット庄第32代のセインとなり、メリーはバック郷の館主と…

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