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ROOT『顔のない月』レビュー

 「顔のない月」は「ROOT」の出したエロゲーです。声ありです。

 

――― ストーリー ―――

 

 

 主人公 大学生の羽山浩一は養父母の死後、倉木家という本家に呼ばれます。道中の疲れか、何かの呪いか知りませんが主人公は最寄の駅に着いたところで気を失ってしまいます。そしていつも見ている怖い夢―――顔の見えない着物の童女についてこられる夢―――を見ます。

 

 目覚めた主人公の前には、きれい、というべきか、エロい、というべきか、人によって分かれそうな格好をした綺麗な女性がいました。主人公は女性を精霊や女神に例え、初めて女性の顔を見たと、今までに出会った女性に殴られそうなことを言い出します。

 

 一応理由はあります。なんでも子供の頃に倉木家で大怪我をしてから、女性の顔を認識できない。目では見れるのにすぐに忘れてしまうような、奇妙で微妙に生活に障害のある症状にかかっているそうです。

 

 そういう訳で主人公は目の前の女性を押し倒します・・・・・・主人公、どうも性格が病んでいるようです。今回は未遂で終わりましたけど。

 

 そして再び目覚めた時、現在倉木家を仕切っている倉木由利子に、この家の次代当主となり、先ほど押し倒した女性、倉木鈴菜と結婚するように頼まれます。混乱する主人公。そこで返事は一ヶ月待ってもらうことに。主人公の当主(仮)としての生活が始まります。

 

 

 いきなりで何ですが、この物語わかり難いです。真面目に理解しよう努めれば理解できますけど。

 

 ストーリーをネタばれで要約すると、倉木家の一族の人たちは昔から山の神様にお祈りしていました。

 100年前 ―――そういえば復活100年目なのに作中では誰もそれについて触れなかった――― に神社が焼けて儀式のやり方がわからなくなりました。生存者は当時赤ん坊だった現在の大奥様だけ。この時大奥様を助けたのは大奥様に毒殺されて、気を失っている間に何故か過去に意識が飛んだ主人公です。ちなみに毒殺されたことに関しては主人公文句を言いません。

 

 ちなみに神社は放火されました。本家の人たちは神を復活させようとしたのです。普通なら、「あいつら頭大丈夫か?」で済みますが、この世界はある程度不思議な力が存在します。マジで神様蘇るよ、どうしよう! と焦った分家の人たちが焼き討ちをかけた訳です。うーむ。

 

 で、誰かに歪められた儀式は、穢れを祓うものから穢れを巫女の元に落とすものとなりました。ついでにエロく。生贄もやっちゃいます。

 

 で、お山の穢れが巫女か主人公に降臨します。主人公の場合はバッドエンドでとりあえず巫女は精神崩壊。他の人間は皆殺し。

 ヒロインに降臨した場合は、主人公が巫女への 愛 欲 のためにがんばって本当の儀式の方法を探し出し、巫女を救います。

 

 

 大まかなストーリィはわかるのですが、どうも突っ込みどころというか、いろんな場面で説明が足りない気がします。全部、洗脳されていた、で片付けるならオッケーでしょうけど。

 

 

 システム

 

 快適です。CG、音楽だけでなく、見たいシーンの回想もできます。

 

 

 キャラクター

 

 主人公 羽山浩一

 

 常識の倫理観から言えばあきらかに病んでいます。ですがどうやらこの世界では羽山は普通の人間っぽいです。少なくとも主人公が「どうして俺はこんなに色魔なんだ」と悩んでいる描写はありませんでした。

 子供の頃から悪い夢を見てしまいます。理由はわかりませんが、何故か最近になってそれに耐えれなくなり、倒れてしまいます。

 場面によりやたら善人になったり、悪人になったりします(エロゲーの主人公とはそういうもの・・・かも知れない)

 

 

 倉木鈴菜

 

 メイン・ヒロインです。主人公と突然許婚にされたお嬢様で巫女です。

 個人的には、不思議な世界に突入しない鈴菜のノーマルなエンドが一番いいと思います。他の話は黒い黒い。

 完全ハッピーエンドでは、双子の姉が出てきます。その子をいれて3Pに突入すると主人公が生き返れるのはさすがにどうかと思いました。

 

 

 春川知美

 

 ヒロイン。どうしてあのようになったのか、いつからなのか、全然説明されなかった。

 攻略も救いではない。救われないことが救いなのだろうか。気が狂っていた人間を正気に戻したりはしないほうがいいということなのだろうか。

 「アルジャーノンに花束を」を思い出した。いや、知美は知能障害ではないです。人格障害とでも言うのだろうか。従順すぎる。

 

 

 栗原沙也加

 

 ヒロイン。痛い内容の話です。洗脳とか誘拐とか。普段の明るさが痛めです。

 

 

 東衣緒

 

 見た目は一番の萌えキャラです。主人公の大学の教授も萌えています。

 ところが自分は男性だと発言。いやいや、きっとPia2の潤くんのように・・・・・・とはならずに本当に男性でした。

 

 残念。じゃあ、ただの友人キャラか、などと油断していると・・・・・・男だけど攻略可能!?

 

 「俺にその気はない」などとしっかりと突っ込んだ後に言っている主人公はもう駄目だと思いました。いや、ホントに。

 

 ショックなのが、登場キャラの中では一番気に入ったことです。特にラストの主人公の家の前で座り込んでいるCG。主人公がまいるのも仕方ないかも。

 

 

 大奥様

 

 「山の穢れのせいでこんなに弱ってしまった」などとのたまう100歳以上のばあさん。単に寿命のせいだと思うが。主人公の毒殺くらいお手の物。

 

 

 教授

 

 研究のために犯罪を起こしても問題ないと思っている人。今回は主人公ともう一人の聴講生にえらい事をしてくれた。まあ、よくいるタイプの人と言えばそれまでだけど。

 

 

 沢口千賀子

 

 教授の聴講生。一度消えて、次にあうのは地下牢と決まっている女性。攻略不可。主人公を概ね殺しに来る。巫女だがとてもそうは見えない。何やら能力があるようだが一度も役に立たなかった。

 

 

 他にもいますが、もういいです。とにかくキャラクターは鈴菜と東衣緒以外はどこか病んでいます。

 

 

 残念ながらこのゲームは期待はずれでした。エロはある程度期待してもいいですが、「主人公は女性の顔が見えない」 「突然の養父母の死に」 「奇妙な夢をみるようになった」 などでストーリィに期待するのは止めたほうがいいです。